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◆バイオディーゼルの分析

ウィキペディア:バイオディーゼルとは、バイオディーゼルフューエルの略で、生物由来油から作られるディーゼルエンジン用燃料の総称であり、バイオマスエネルギーの一つである。

バイオ燃料中のフリーおよび結合グリセリンの分析は、ASTM-6584に準じて行うのがベストでしょう。分析には25分ほどかかりますが、ラボ内でもフィールドでも容易に測定できます。
【バイオディーゼルの代表的クロマトグラム】
装 置:SRI-310GC
カラム:MXT-BioDiesel TG
検出器:FID
   
 



◆BTUガスの分析

ウィキペディア:BTU(British Thermal Unit=英国式熱量単位)は、空調システム、ガスレンジなどの熱量測定に使用される単位です。0℃の水を100℃に熱する熱量の1/180が約1055btuで、1btuは約252カロリーです。

【天然ガスの組成分析】


装 置:SRI-8610C GC ガスサンプリングバルブ
検出器:TCD
カラム:MXT-1, 30m, 0.53mmID
天然ガスは、組成によって熱量が変わりますので、生産地毎の組成分析は必要です。近年、組成に基づく料金体系が基準となっており、LPG(液体プロパンガス)の組成分析は極めて重要です。


◆液体中の溶解ガス(DGA)分析

試料は、ぺリスタポンプによって特殊ガス抽出チューブ(浸透膜)に移送され、溶解ガスはメンブレンを通して抽出容器に浸透していきます。分析終了後、抽出チューブは、キャリヤーガスによって洗浄・再生されます。
【水に溶解されたガスの分析】
酸化水銀を塗布したグラスウールを充填した反応管を1000℃に加熱し、還元ガスが通過する際に反応して水、あるいは二酸化炭素と水銀蒸気に変性しますので、そのHg蒸気の吸光度を測定します。
CO+HgO⇒CO2+Hg(蒸気)

水素:0.016ppm 酸素:0.43ppm
装 置:SRI-8610C GC サンプリングバルブ ガス抽出ループ管
検出器:TCD, HID
カラム:


◆BTUガスの分析

ウィキペディア:BTU(British Thermal Unit=英国式熱量単位)は、空調システム、ガスレンジなどの熱量測定に使用される単位です。0℃の水を100℃に熱する熱量の1/180が約1055btuで、1btuは約252カロリーです。

【天然ガスの組成分析】


装 置:SRI-8610C GC ガスサンプリングバルブ
検出器:TCD
カラム:MXT-1, 30m, 0.53mmID
天然ガスは、組成によって熱量が変わりますので、生産地毎の組成分析は必要です。近年、組成に基づく料金体系が基準となっており、LPG(液体プロパンガス)の組成分析は極めて重要です。


◆大麻成分(カンナビノイド)の分析

近年、世界で大麻に含有される一部成分が、医療効果があるとの報告が多数発表されています。しかしながらテトラヒドロカンナビノール(THC)は、幻覚症状を引き起こすとの治験があり、米国・欧州でも全面解禁には至っておりません。しかし医療用大麻として、医師の処方箋があれば市販されているので、生産・流通・卸・小売の各過程で品質チェックが必要となります。従って、分析経験のない人でも簡単に測定できるように装置、および手法が開発されています。
【カンナビノイドの分析】
SRI-310MM
SRI Model-420
 

各成分の定量は、内部標準法で行います。日本では「大麻およびその製品」は法禁止物質であるため、標準試料が入手できません。従って、米国SRI社ラボでステアリン酸メチルを抽出溶媒にして、検量線をデータ処理ソフトに書き込んであります。
分析者は処方箋に従ってステアリン酸メチルの抽出溶媒を調合し、そこに測定対象物を溶解させ、測定結果はソフト内の検量線により定量します。
簡易的モニタリングには、SRI Model-420機が便利でした。


◆水素の測定

大気中の水素(500ppb)の測定例です。大気をテドラーバッグを使用して、窒素で希釈して測定しました。大気の10倍、20倍のクロマトグラムです。
以下2つのクロマトグラムはSRI社試験室でチェックしたRGDのデータです。
テドラーバッグで窒素希釈した大気試料を、ガスサンプリングバルブを使用し、
モレキュラーシーブ充填カラムで分析しました。
【水素の定量】
  Results:
Component Ret. Time   Area
HYDROGEN    2.433  100.8250
OXYGEN      3.500  796.4090


Common Analytical Parameters:
Valve injection; 1mL sample loop
Column: 2-meter Molecular Sieve 13X
Carrier: helium at 5mLs/minute
RGD gain: HIGH
Reactor temperature: 290℃
Detector temperature: 170℃
Valve temperature: 60℃


Results:
Component Ret. Time  Area
HYDROGEN    2.450  55.2755
OXYGEN      3.516  571.6580
このクロマトグラムは
RGD検出器のノイズレ
ベルを示しています。
大体上下幅500μVの
範囲が正常です。
 
検出器にはRGD検出器を使用しました。検出原理は、酸化水銀を塗布したグラスウールを充填した反応管を1000℃に加熱し、還元ガスが通過する際に反応して水、あるいは二酸化炭素と水銀蒸気に変性しますので、そのHg蒸気の吸光度を測定します。
   
   


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